地域情報誌 塾ねんばんざい に掲載されました

 ➡ 鍼専門家―針龍先生(しんりゅう)

本名:出山 劉

北京中医世家に生まれ、9歳の時、鍼師の父のもとに中医を学び始めた。大学卒業後、
日本に留学、日本医学に興味を持ち、夜間学校に通って柔道整復師と鍼灸師の資格を取りました。
その後、再び中国に帰国し、現代中国鍼の第一人者、「醒脳開竅鍼法」の開発者である石学敏教授の門下に入り、石流派の中国鍼の真髄を学んだ。


現在、埼玉県所沢市を中心に鍼灸治療院と整骨院3店舗を設立し、経営者でありながら、鍼灸治療に第一線で活躍しています。

得意分野:中医学「望・聞・問・切」と弁証法を基に独自の経絡治療。
特に醒脳開竅鍼法による脳梗塞後遺症やパーキンソン病など治療に実績を積んだ。
頭皮鍼と耳鍼を使って原因不明の痛みや難病治療にも効果を上げた。

趣味:太極拳・第22代陳式太極拳弟子(陳正雷チーム)

所沢市鍼灸院

資格:柔道整復師/鍼灸師/カイロプラクティック師/漢方薬指導員(日本堂)

所属学会:JB接骨師会・全日本鍼灸整骨協会

【主宰】
100歳太極拳クラブ主宰

 

 

醒脳開竅法

醒脳開竅法は、1972年に天津中医学院第一付属医院(現:天津中医薬大学第一付属医院)院長の石学敏教授(現在は名誉院長)を中心に開発され、主に脳卒中後遺症の治療に応用されています。

この治療法は伝統中医理論を基に、現代医学理論・臨床実践を経て確立されたものであり、これにより脳卒中前兆・後遺症・合併症に対する系統的な治法、処方、操作方法が確立しました。

1972年~1988年の16年間に、入院患者2959例の脳卒中患者に対して醒脳開竅法による治療を行った結果、総有効率は96.42%であった。

醒脳開竅法は脳卒中の急性期に発生する意識障害と後遺症に対する特殊鍼治療法です。現代中国では最も有名な脳卒中の鍼灸治療法の一つです。

石学敏教授は十何年もかけて実験研究と臨床を繰り返して確定されたものです。

4005人の患者の臨床例の経過をみますと、この治療法で 脳卒中に対して、著しい治療効果が出ました。
しかも、その治療効果は明らかに伝統的な鍼治療法と薬物療法より優れることもわかりました。
いまこの醒脳開竅法という治療法は理論と臨床とともに中国の鍼灸界の脳卒中治療の根本になっています。

脳卒中は長年、日本での死亡率第1位の座を占めてきましたが、現在では悪性新生物(癌)、心疾患に次いで第3位になっています。
その理由は癌や心疾患が増えた事もありますが、脳卒中に対する西洋医学の治療が進み死に至ることが少なくなってきているからです。

10年以上病院で働く中で、脳卒中で亡くなる方は減少したが、逆に後遺症で苦しんでいる方は増加しているように感じました。
病院で「これ以上はよくならない。」と言われ退院した後も麻痺や神経痛で苦しんでいる方も多いと思います。

まずは私が治るきっかけを提供します。
あなたも治るための一歩を踏み出しましょう。

少しでも治ってくれば気持ちも変わってきます。それが治る近道だと思います。
治療の仕方は流れ作業のような治療はしたくないという想いが強くありました。
流れ作業のように治療をしていると、患者様の症状の原因を見落としたりして、最終的には患者様の治りが遅くなってご迷惑をおかけすることになるという想いから完全予約制にさせていただいております。

 

 

 

私の考える治療

一人一人に最高の治療、丁寧な治療、細心の注意、わかりやすい説明を行うことが症状の改善、不安を取り除くには一番大事なことだと思っています。

ですが、治るためには患者様の協力も必要です。

治りたいという気持ちがない患者様は治りが遅くなることが多いです。

治りたいと思っている患者様の力になりたいのです。

一緒に治るための一歩を踏み出しましょう。